『こんな私でも開業しました』とりあえずやってみよう!以外に簡単に出来ちゃう自営業

 今現在でもまだまだ子供だなと思える自分ですが、当時はもっともっと短気でワガママで自分勝手で、、、

 

 彼女の妊娠発覚後、彼女の両親に挨拶に行き頭下げてきました。

その時、彼女の親父さんに『うちは、酒もたばこも誰もやらない。たばこはやめてくれ』と

私は、『止めれるよう頑張ります』と、そんな話を交わしてまた東京に彼女と二人で戻り、一緒に暮らす事になり、彼女が私の住んでいるアパートに引っ越すことになりました。

 当時働いていた職場の仲間二人が引っ越しを手伝ってくれると、私含めて三人で彼女のアパートに行きました。

 部屋に上がると彼女の母親と兄弟(長男、次男)三人が居て、この男二人は布団に寝っ転がっていて、ここで初顔会わせでした。彼女の母親と少し会話してから引っ越し作業を始めました。私と同僚三人で、彼女がまとめた荷物やタンスなど、せっせとせっせと、、、

彼女の兄弟(男二人)はずっと布団に寝っ転がって、私達が行き行き交うのを見てる、、、

『なんなんだ、こいつらは、、、、』

まあ、若いとこんなもんなのかなと思いながら、作業を終わらせ、彼女とのお腹の子との三人の新生活が始まりました。

 それから、二、三日後、、、

仕事が終わり家に帰ってくると、彼女が居ない。何処行ったのかな?と電話かけても出ない、その時はなんとも思ってなかった。

夜も更けてきて、やっぱり帰ってこない、連絡もない、電話も出ない、、、

朝まで全然連絡つかず、もう、心配だったのなんのって

何時ぐらいだったかは忘れてしまいましたが、彼女からやっと電話が

彼女『ごめんなさい』

私『どうしたん?何処に居るん??』

彼女『実家です。お父さんに引っ無理矢理無理矢理連れて行かれました。連絡もとれませんでした』

私『???なぜ???』『ん??』

全然理解できない私

彼女『たばこまだ吸うってるでしょ』

私『??うん??』

彼女『たばこ吸わないって約束したのにまだ吸ってるって、連れて行かれました』

私『あ~~!!』

ここでやっと理解できた私

私『吸わない言うてない!止めれるよう頑張ります言うたやろっ!(汗)』

  『ちょっと親父と電話変わって』

彼女の父親『はい』

私『なぜ、黙って連れて行くんですか?文句があるなら私に直接言えばいいんじゃないんですか?そもそもタバコ止めるなんて一言も言ってませんよ、『止める努力します』とはいいましたが、これっきり止めますとは言てないし、まだそれから2.3日しか経ってない。それにお腹の中に赤ちゃんが居るの分かってて何してくれよんですか?そんな行ったり来たりさせて何かあったらどう責任とってくれるんですか?娘が可愛いって言うなら、なんでそんな無責任な事するんですか?』

彼女の父親『・・・・・』

と、彼女の父親は何も言わず電話を切り、次の日彼女は私の元へ帰って来ました。

 

 それから何事もなかったように、彼女と楽しい日々を過ごしていました。

数日が経ち、彼女の父親から一本の電話が

彼女『むっちゃん(私)お父さんから』

私『はい』